2011年3月29日火曜日

いまさらですが、カンニング事件

某大学であったカンニング事件。
いまさら感はたっぷりだけど、掘り返してみた。

カンニングについて、情報セキュリティ的な観点で考えてみた。

<脅威>
・カンニングして学力の乏しい人物が合格してしまうこと

<対策>
・座る席を工夫して、少なくとも両隣には、他の人が座らないようにする。
・机の上に出していいものは、筆記用具と受験票だけにする。
・カンニングが見つかったら失格ということを受験者に伝える。
・試験官を配置し、巡回させる。
・教室内から、ヒントとなるようなことが書いてある掲示物を排除する。

<残存リスク>
・試験官が気づかない方法でカンニングされる

ということだろう。
今回の事件(?)は、残存リスクとなっていたことを受験生にされただけのことである。

つまり、大学側の対策が悪かっただけのことだ。
試験官のスキルの問題であって、責任は大学にある。

残存リスクによって引き起こされたインシデントなのだから、
それに伴って発生する業務すべては、大学側の責任で行うべき事項だ。

間違っても訴えを起こすようなことができないと思っている。

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