<負荷テストの実行>
1.スレッドグループを開き、スレッドプロパティの設定をします。
スレッド数:1回のテストで生成されるスレッド数
Ramp-Up期間(秒):何秒間で全スレッドを生成するかの秒数
ループ回数:設定したテストケースを何回繰り返すか
例)スレッド数:10、Ramp-Up期間:10 とすると
1秒間に1回ずつテストケースが実行される
例)Ramp-Up期間:0 とすると
全てのテストケースを同時に実行される
2.リスナーの追加
負荷テスト実施時の結果については、別途設定する必要があります。
追加は全て スレッドグループを右クリック ⇒ 追加 ⇒ リスナー から行います。
いろいろなリスナーがありますが、追加するのは、『シンプルデータライタ』がいいでしょう。
他のリスナーは視覚的にも面白いのですが、その分マシンパワーを使います。
『シンプルデータライタ』で取得した結果は、あとから他のリスナで表示することもできます。
3.HTTPクッキーマネージャの追加
クッキーを使用する場合、HTTPクッキーマネージャが必要になります。
「スレッドグループ」を右クリック ⇒ 追加 ⇒ 設定エレメント ⇒
4.負荷テストの実行
全ての設定が終わったら、 実行 ⇒ 開始 でテストを開始します。
<複数のID、パスワードを使用する>
同一アカウントによる多重ログインができない場合などに使用する。
(データ例)
user1,password1
user2,password2
user3,password3
2.CSV Data Set Configを追加します。
「スレッドグループ」を右クリック ⇒ 追加 ⇒ 設定エレメント ⇒ CSV Data Set Config
3.CSV Data Set Config の設定をします。
Filename:1で作成したファイルをフルパスで指定します。
File encording:保存したエンコードを入力します。UTF-8がいいです。
Variable Names:username,pass (適当な変数名を入れます)
Delimiter:, (デフォルトで『,』が入っています)
4.HTTPリクエストのサンプラーを追加します。
「スレッドグループ」を右クリック ⇒ 追加 ⇒ サンプラー ⇒ HTTPリクエスト
5.HTTPリクエストで送るパラメータを追加します。
6.追加すると、入力できる枠が現れますので、入力します。
名前:Webアプリの認証プログラムが受け付けるform変数名
値: ${username} とか ${pass} のように Variable Names を引用します。
【注意】
パラメータのレコード数は,同時アクセス数よりも多くしておくことが必要です。